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■水虫

症状の特徴

水虫は正式には足白癬といい、白癬菌という真菌(かび)による感染症です。成人男性に多いですが、ご家族にうつる場合もありますので、女性やお子さんが感染する場合もあります。

水虫にもタイプがあり、最も多い趾間型(指の間がカサカサむけて、次第にグジュグジュしてくる)、小水疱型(足の裏に小さなみずぶくれ、カサカサができる)、角化型(かかとに多いですが足の裏が固く厚くなる)に分かれます。中には足の爪に白癬菌が入り、爪が厚く白くなる爪白癬を合併する方もいます。白癬菌は足だけでなく、からだ、顔、頭などにも感染することもあります。多くの場合は水虫がもともとあり、水虫を掻いた手で顔など他の場所に触れた場合に起こると考えられています。

白癬菌は目に見えるものではありませんので、足の皮膚をとり、顕微鏡で確認し同定(特定)します。足にカサカサ、みずぶくれができたからといって必ずしも水虫でない場合もあり、ご自身の判断で市販の水虫薬を使用して悪化してしまうこともありますので、なるべくお早めに専門医に相談することをお勧めします。

治療方針・治療方法

治療は基本的に抗真菌薬の外用によって行います。